家具からクラフトジンまで、フィンランドの人気ブランドが大集合するイベントへ急げ!

  • 文:山田泰巨

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会場は21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3。開催は2017年12月25日(月)まで。

フィンランドと聞いて、あなたはなにを思い浮かべますか。まもなくやってくるサンタクロース? それとも日本で深く愛されるムーミン?  建築好きはアルヴァ・アアルト、デザインが好きであればマリメッコの名を思い浮かべるでしょうか。実は、2017年はフィンランドが民主主義の国として独立した、100年目の記念すべき年です。

そんなフィンランドのブランドが集まり、独立100周年を祝うポップアップイベント「FIN/100(ふぃんひゃく)」が、独立記念日である2017年12月6日(水)から2017年12月25日(月)まで、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT で開催されています。アアルトらが設立したアルテック、私たちの暮らしでもお馴染みのイッタラやアラビア、ファブリックのヨハンナ・グリクセンやラプアン カンクリ、さらにカウニステ フィンランド、ルミ、フローラ オブ フィンランドなどといった若いブランドが勢揃いします。会場では、フィンランドの暮らしや文化、価値観を伝える大小さまざまなトークイベントやワークショップ「100のできごと」も行われています。

12月22日(金)に予定されている、フィンランドでつくられているクラフトジン「Kyrö(キュロ)」のイベントにも注目です。フィンランドの暮らしや文化、自然の原料から生み出されるキュロの魅力に迫りながら、同じくフィンランドのデザインを牽引してきたイッタラのウルティマツーレのグラスで実際に味わうことができるイベントです。鹿児島 睦、鈴木マサルらのイベントも開催予定。ぜひ、六本木でフィンランドを体感してください。

会場には、フィンランドの定番から“いま”を知ることのできるブランドまでが揃います。

現代デザインと伝統工芸との融合を試みるシリーズ「Secrets of」の展開などで知られるデザインユニット、カンパニー。FIN/100では、彼らのオリジナルドローイングでつくったスペシャルアイテム「ふろしき」も販売中。¥2,700(税込)

会場にはフィンランドのメーカー、HONKAのログハウスが登場。ログハウスの裏には「100のできごと」を開催する会場も。

こちらはフィンランドでつくられているクラフトジン「Kyrö(キュロ)」。12月22日(金)18時からは、キュロのアンバサダーを務める野村空人が、その魅力をナビゲートしながらイッタラのグラスでスピリッツを楽しむイベントを開催します。参加費¥6,500(税込)

フィンランドのグラフィックデザイナー、ハンナ・コノラによる印象的なブロックのFIN/100特別版を100個限定で発売。模様の中に平仮名の文字が取り入れられ、並び変えれば「ふぃん/100」の文字が。「FIN/100 BLOCKS」¥7,020(税込)

『FIN/100』

開催期間:2017年 12月6日(水) 〜12月25日(月)
開催場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
東京都港区赤坂9−7−6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
TEL:03-6868-7875
開場時間:10時〜19時
会期中無休
会期中入場料無料
www.fin100.jp