カメラバッグがこの高級感 !?「FUJITAKA」の新作は写真をもっと撮りたくなる逸品です。

  • 文:高橋一史

Share:

「FUJITAKA meets HIROSHI SEO 旅するカメラバッグ」のフラッグシップモデル。W30 x H20 x D16(10+6)cm ¥86,400

写真撮影が趣味な人も、プロのフォトグラファーも、思わず身を乗り出しそうな美しいカメラバッグが登場しました。デザインは70年代の感性をモダンにアップデートしたかのよう。本体の素材は、しぼ模様のあるシュリンクレザーで、ラグジュアリーな革張りソファーを思わせます。機能を最小限に抑え、高品位に仕上げられたこのバッグは、日本ブランド「FUJITAKA」の最新作。写真家・瀬尾浩司さんとのコラボレーションから生まれた、「FUJITAKA meets HIROSHI SEO 旅するカメラバッグ」です。

カメラバッグとは思えないほど、コンパクトなサイズもユニーク。フラップを持ち上げるとファスナー開閉式のメイン収納部にアクセスできますが、収納可能なのはレンズを付けた一眼レフ、または小型ミラーレス一眼とレンズ2本ほどと、容量が限られています。旅行先で、いつもの散歩で、愛用のカメラを軽やかに持ち運べる大きさになっているのです。都会の街歩きが不似合いな本格カメラバッグは、登場させる機会が減りがちなもの。上質な日常の暮らしに馴染み、写真をより身近に感じられるツールとして誕生したのがこのバッグです。

使い勝手のよさも大切にされており、監修を手がけた瀬尾さんはこう語ります。
「1年間、いろんな旅にサンプルのバッグを連れていきました。ストラップの太さだったりポケットの仕様だったり、少しずつ鞄職人の方と話し合いながらこの形に落ち着きました。いまの世の中、機能面を追い求めているプロダクトがあふれているように感じるけれど、機能面は抑えつつも美しい、いつも持ち歩きたくなるカメラバッグをつくりたかったのです」
瀬尾さんと、日本の職人技を追求するFUJITAKAとがタッグを組んだこの逸品は、10月11日(水)〜24日(火)まで、東京の「伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階バッグ=紳士鞄」のフェアで店頭に並びます。サイズ違いで計3種類ありますから、店でご自身の用途に合うバッグを確かめてはいかがでしょうか。

クッション材入りのフラップつきインナーケースは取り外し可能で、カメラバッグ以外にも用途が広がります。ポケットは、前面、両サイド、フラップ裏など各所に配置。バッグ裏面のベルトで、キャリーバッグへの固定もできます。色展開は、シロ、クロ、コン、トープ(茶)の4色。

写真界の大御所、故・植田正治さんの弟子を経験し、現在フリーランスの写真家として活躍中の瀬尾浩司さん。

FUJITAKAフェア

会場:伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士鞄
期間:10月11日(水)〜24日(火)
問い合わせ先/IKETEI VILLA TOKYO
TEL:03-3861-6276
fujitaka-japan.com/travel-cam-bag