PUMAの大定番「スウェード」が、走りたくなるハイテクソール搭載スニーカーになった!

  • 文:高橋一史

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PUMA「SUEDE IGNITE」ブラック。

どんな服装にも合い、さりげなく足元を洒落させるこのスニーカーは、スポーツブランド「プーマ(PUMA)」の最新モデル。最大の売りは、ランニングできるほどクッション性に優れていること。ソールにはナイキ社の「エア(AIR)」のような透明な窓もなく、アディダス社の「ブースト(boost)」のような発泡の凹凸もありません。ショップに行き店頭でチラ見するだけでは、履き心地のスゴさを見過ごしてしまいそうなレトロ顔です。でも実は、プーマの本格スポーツ用シューズがこぞって採用している、最新の「イグナイト(IGNETE)」がミッドソールに搭載されたハイテクモデルなのです!

ベースの型は、プーマのオールドスクールを代表する、「スウェード(SUEDE)」。その名の通りアッパーが本革のスウェード素材で、誕生したのは1968年。ナイキ社の「コルテッツ」、アディダス社の「スタンスミス」の発売が ’71年ですから、それより前に出たバスケットボール用シューズになります。今年2017年5月に同シリーズから新登場したのが、今回の「スウェード イグナイト(SUEDE IGNITE)」。まだ未発売の色を含め、全5色の展開です。

ローテクに見えるソールを実現させたのは、イグナイトの素材特性にあります。軽量で衝撃吸収率が高いEVA素材と、反発性や耐久性に優れるPU素材の長所を抽出したイグナイトは、色やカタチを自由に変化させることが可能。だからこそ、自然な印象のソールをつくることができたのです。地面への接地面(アウトソール)は従来のスウェードと同じラバー素材ですから、グリップ感にはスウェードのDNAが踏襲されています。

ロゴマークがゴム製に、サイドの白ラインがシームレス仕上げに、シルエットが丸っこくなど、各所がモダンにアレンジされています。それでもレトロなムードはしっかりとキープ。プライスが購入しやすい、¥11,880(税込)というのも嬉しいポイント。年間通して履けて、これまでにない快適な毎日を送れるスウェード イグナイト。“自分定番” として愛用する人が続出しそうな大注目の一足です。

ゆったりと着る現代ファッションの流れに即した、ボリュームのあるシルエット。

シュータンとヒールのロゴマークはゴム製。

5月末より発売中の、ブラック/ホワイト、レッド/ホワイト、ネイビー/ホワイト。サイズは22.5〜29.0、30.0、31.0cm。各¥11,880。

今後発売予定の、グレー/ホワイト、ブラック/ブラック。

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