やきものの産地、美濃を活動拠点として、国内外で活躍する陶芸家の青木良太さん。
多数の個展を中心に現代美術のアートフェアにも参加し、多分野とのコラボレーションも行うなど、精力的な活動によって陶芸の魅力を広く世界に発信し続けています。そんな青木さんが、12月に新しいプロジェクト「RYOTA AOKI POTTERY」を始動させました。このプロジェクトの目的は、作家として自分の作品を作るだけでなく、より多くの人に手に取りやすい価格で質の高い器を提供すること。「僕が大好きなヒップホップアーティストのエミネムは、コンサートでは何万人ものお客さんでドームをいっぱいにできる。それは彼の音楽の良さを3,000円程度のCDで共有できるから。いまは配信サービスでもっと手軽に触れられます。やきものでも同じように若い世代の方に楽しんでもらえる状況をつくりたい。そこで中学生がお小遣いで買える1000円台のマグカップをつくろう、と考えたのです」と青木さんは言います。
現在、「RYOTA AOKI POTTERY」のプロダクト製造と販売の流れをつくるためのクラウドファウンディングが実施されており、支援者には初回に生産される白い釉薬のマグカップが送られます。募集終了まであと6日と迫っています。興味がある人は以下サイトへ急げ!(阿部博子)
RYOTA AOKI POTTERY