大人のカジュアルコーデに欠かせないアイテムといえば、シンプルなスニーカーは外せません。大人気の「スタンスミス」に「VANS」、「ジャックパーセル」などなど幅広い年齢層に好かれる理由は、どんな服にも合わせやすいのと、素材感の良さがそれとなく伝わってくるから。そんな素材感に、さらに仕立ての良さを加えるとどうなるでしょう。
最近業界問わずよく聞く言葉に「Japan Made」がありますが、KAPPAのスニーカーはまさにそこに日本製ならではの、仕立ての良さが加えられます。それもそのはず、彼らの「メイド・イン・ジャパン」プロダクトのスニーカーは、その作業のあらゆる工程が手作業で行われ、日本の靴職人の技が注ぎ込まれているのです。KAPPAのスニーカーを製造しているのは日本のシューズメーカー、ムーンスター。かつては“月星”と呼ばれ、学校の室内履きや体育シューズで馴じみ深い“あのメーカー”なのです。
KAPPAのスニーカー品質を支える製法として、代表的なのはバルカナイズ製法とインジェクション製法が挙げられます。どちらも海外発の製靴技術ですが、職人の技術を必要としている上に高いコストがたたって今では海外ブランドが、自社ブランドの製造をムーンスターに依頼してくるほどの人気ぶり。KAPPAのスニーカーシリーズは、イタリアのスポーツメーカーKAPPAのアイデンティティであるサッカーのスパイクの足型からフォルムをとり、デザインされています。
イタリアのブランド力と、日本の製靴技術が生み出したコラボレーションは「Japan Made」の波に乗って、いま大きな注目を集めています。スニーカーが好きなら、一度は履いてみたい逸品と言えるでしょう。(青木雄介)