日本のみならず、世界中で、ロボットアニメの代名詞となっている「ガンダム」。1979年にTV放送された第1作『機動戦士ガンダム』は、もはや伝説的作品といえるでしょう。そのSFストーリーを、当時、アニメーションディレクター、キャラクターデザインを務めていた安彦良和氏がマンガ化したのが『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』。ジオン対連邦軍の戦いを描いた宇宙戦記&少年少女たちの成長物語に、新たな解釈とデザインを加えて描いた大長編コミックです。
この大作をアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、15年にシャアとセイラの幼少期を描いた第1話「青い瞳のキャスバル」が劇場公開されて以来、定期的に続編が制作され、今秋、ついに最終話が完結(17年には「ルウム編」が始動!)。
そんな『THE ORIGIN』のあらゆる魅力を紹介する本格的なアート展『GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展』がスタートします。
同展は、安彦氏による60点ものコミック原画名場面の展示にはじまり、アニメ制作の主要な過程を「PRODUCT ART FILE」と題し、設定資料、原画、背景画、3DCGなどの資料で詳細に解説。アニメ版の成り立ちとストーリーを、約3分間の展覧会オリジナル編集映像で紹介するほか、名場面映像、秋に公開予定の第4話の予告映像を先行披露します。
初めて地上に立ちあがったガンダムの勇姿から、宇宙要塞ア・バオア・クーの最終決戦まで、あの名場面が、現代のセンスとクオリティで、どう甦っているのか。現役のガンダムファンはもちろん、その昔、ガンプラに熱狂した経験のある、かつてのガンダム少年たちも、思わず「おおっ!」と声をあげてしまうこと請け合い。
いや、むしろ、そんな大人のガンダム卒業生にこそ、ガンダムの新たな魅力を発見してもらいたい展覧会なのです。会場では、イベント開催記念の限定ガンプラなどのオリジナル商品など約70アイテムが販売されます。ラインアップの一つ「HG1/144MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ黒い三連星メタリックVer.(機動戦士ガンダムTHE ORIGIN)」(¥4,536)と聞いて反応したあなたは、当然、「ジェットストリーム・アターック!」と叫びながら、松屋銀座に駆けつけるべきでしょう。この夏、『THE ORIGIN』版ガンプラづくりに久々にハマってしまうかも!(幕田けいた)
「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」
開催場所:松屋銀座 8階イベントスクエア
東京都中央区銀座3-6-1
開催期間:8月3日(水)~8月22日(月)
時間:午前10時~20時 ※入場は閉場の30分前まで・最終日は17時閉場
料金:一般¥800(前売り兼は¥600)ほか
※前売券はローソンチケット(Lコード36273)、セブン-イレブン、チケットぴあにて8月2日(火)まで販売。