ほっそり、いきいき、色あざやか……。2つのギャラリーによる合同展「いろと、かたち」で、骨董の新しい魅力に出合いましょう。

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    初期伊万里青磁十一面取徳利 日本・江戸初期

    艶やかなはちみつ色の珉平焼の皿、透明感のあるピンクのポジャギ、ほっそりしたラインが魅力の初期伊万里の徳利。

    古物、骨董というと、時代のついた渋い味わいを思い浮かべますが、ここに集められたのは、色鮮やかで、いきいきとしたものたち。東京・東麻布のgallery uchiumiと福岡・警固のAntiques+ ふくやとの合同展「いろと、かたち」で展示されます。

    いままでにも何度か合同展を行ってきたというふたつのアンティーク店。これまでの企画は無彩色のイメージが強かったので、今回は趣向を変えて、色と形をテーマにしたそう。時代や地域、ジャンルに関係なく、美しく時を重ねた品々が展示・販売されます。骨董価値ではなく、「色と形」というビジュアルのみを基準にセレクトしたことで、新たな魅力に気づかされるはず。すっきりとした現代的な空間に似合いそうな、”いいもの”との出合いが楽しみですね。(佐藤千紗)

    「染付双耳瓶 欧州18世紀」

    「ポジャギ 韓国」

    「いろと、かたち」 Antiques+ ふくや & gallery uchiumi

    開催期間:5月7日(土)~15日(日)
    開催場所:gallery uchiumi
    東京都港区東麻布2-6-8 カドルA101号室
    TEL:03-3505-0344
    営業時間:12時~19時
    http://www.gallery-uchiumi.com