「これって製品レベル!」がつくれてしまう革小物コースがスタート。 職人を目指す方もぜひ、この学校へ!

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    制作する一例のコインケース。

    お洒落なセレクトショップに並んでいそうな革小物づくりに憧れを抱きながらも、「近所のクラフト教室だと、ほっこりしたモノしかつくれなさそう」と考えて習いに行くのをためらったり、「プロの革職人や小物デザイナーへの第一歩を踏み出したい」と思っていたり、そんな人に絶好のチャンスが到来です。「アトリエフォルマーレ バッグクラフトスクール」が、2016年4月に「革小物コース」を新設します!

    革工房やデザインアトリエが軒を連ねる東京・蔵前にあるこのスクールは、自身のバッグブランド「サン ヒデアキ ミハラ」を展開する三原英詳さんが2003年に始めた教室。シューズ&ファッションデザイナーの三原康裕さんを弟にもつ英詳さんのアトリエが同じ建物内にあり、プロを養成する目的で創設されました。高い評価を得ており、昨年は安倍総理夫人の昭恵さんも訪れたことがあるほど。

    13年目にして小物に特化したコースを始めることにした理由を三原さんが語ってくれました。「革小物づくりは、道具も含めてバッグづくりとは異なるジャンルです。日本ではバッグをつくる人が独学で小物を学んで製品にすることが多かったのですが、それを続けていても職人が減っている現状を打破できないと思っていました。このたび、信頼できるプロの職人さんを講師に迎えられたので、専門のコースを設立することができたのです」

    週イチの夜間コースで、期間は6ヶ月。パスケースから長財布まで5型をつくり、基礎的な技術を習得します。この期間の制作量は三原さんによると、「結構ハードです」とのこと。何よりも彼には、「モノづくりの楽しさを知っていただきたい」という思いがあります。

    特殊な機械を使えたり、商品展示会に出品したり、コース終了後も様々な特典を受けられます。ぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。(高橋一史)

    少人数制の教室。

    革を縫うミシン。

    「切れ目」を学ぶためにつくる名刺入れ。

    アトリエフォルマーレ代表の三原英詳さん。

    職人として活躍する講師の吉川信和さん。

    スクールの外観。三原さんのアトリエも同じ建物内に。

    アトリエフォルマーレ バッグクラフトスクール

    《革小物コース》

    講義期間:3時間×24回(6カ月)
    開講月:4月・10月
    受講日:月・水曜いずれか1日の19時~22時(週1日制)
    定員:各クラス6~8名(定員になりしだい締め切り)
    費用:¥216,000(一括)、¥237,600(分割)

    東京都墨田区本所1-1-8 3F
    TEL:03-6658-8315
    atelier-formare.com