東京でも開かれ注目を集めた塗師 赤木明登さんと版画家 松林誠さんがコラボレーションした漆器の展示が、このほど高知県で開催されます。
高知県は版画家の松林さんの生まれ場所。赤木さんの塗った漆器に松林さんが絵付けをした、伝統の中にも新鮮な驚きのある漆器が一同に集まります。
今回会場に選ばれたのは、日々の暮らしの中で使いやすい道具を通じ、心地よい“くらしのかたち”を提案するテーブルギャラリー。漆器、ガラス、木、漆、布等さまざまな素材の器や籠、洋服を取り扱い、親しみやすい工芸品を取り揃えます。
岡山県と高知県で生まれ、同い年という2人は以前から交流があり、のびのびとした2人の作品は飾るも使うも自由。その場を鮮やかに彩ります。11月7日(土)8日(日)は赤木さん、松林さんが在廊。直接会話し、漆器ができるまでの秘話やこだわりが聞けるかもしれません。
つくり手を感じられる温かいうつわたちは、普段の生活に漆器を、という作家の願いが込められたもの。日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。(Pen編集部)
赤木と松林と。
開催期間:11月7日(月)~11月14日(土)
会場:くらしのかたち テーブルギャラリー
高知県高知市葛島1-9-24
開館時間:10時~17時
会期無休
TEL:088-882-7030
http://k-tablegallery.com