カラフルでキュート、物語性のあるイラストレーションで注目を集めるポール・コックスの展覧会「ローラースケープ」が、東京銀座のクリエイションギャラリーG8にて開催中です。
日本では、2015年の北陸新幹線開業のキャンペーンが記憶に新しいコックスの作品ですが、本展では南仏マルセイユのギャラリー、フォトキノで開催された個展「Aire de jeu(遊び場)」の作品を、日本バージョンとして制作し、再構成しています。
タイトルにもなっている作品「ローラースケープ」は、観覧者参加型のインスタレーション。ローラーのついたさまざまな大きさで描かれた風景のパーツを、自由に動かすことができます。重ねたり、隠したりしながら、思うままに構図を作っていくと、まるで舞台美術監督になったような気分に。
展覧会は19日まで。とびきりクリエイティブな“遊び場”で、童心にかえって自分だけの風景を作ってみませんか?(阿部博子)
ポール・コックス展 「ローラースケープ」
開催期間:〜11月19日(木)
開催時間:11時~19時
クリエイションギャラリーG8
中央区銀座8-4-17リクルートGINZA8ビル1F
TEL:03-6835-2260
休:日、祝
入場無料
http://rcc.recruit.oo.jp