今年で7回目を迎える、「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015」。アジア最大規模のアートブックフェアとして、注目を集めています。
フェアでは、アートブックをはじめ、ZINEなどをつくる出版社やギャラリーのほか、アーティストらも約300組が一堂に集結。3日間のイベントながら昨年は1万人以上もの来客があったようです。今年ぜひ注目したいのが、ひとつの国を「ゲストカントリー」として焦点をあて、その国の出版事情や文化を包括的に見せる展示の開催。記念すべき第1回目のゲストカントリーは、スイスです。ラース・ミュラーパブリッシングをはじめとしたスイスの出版社によるアートブックが並びます。
また、新たに設けるセクション「INTERNATIONAL」は、自国の活動だけでなく、海外展開も積極的に行い国際的にビジネス展開しているブックメーカーを紹介するセクション。デザイナーなどアートに携わるすべての人に満足のいく展示販売に期待大です。
ほかにも、オランダを代表するグラフィックデザイナー、イルマ・ボームによる特別展や、アートブックにまつわるトークショー、スクリーニングなど、さまざまなイベントを開催予定です。本が好きな人も、アートが好きな人も今日から3日間、東京・外苑前にて集合!(Pen編集部)
THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015
開催期間:9月19日(土)~21日(月・祝)
開催場所:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
東京都港区北青山1-7-15
無料
tokyoartbookfair.com