シューズブランドCAMPERから、40周年を記念したコンセプトブックが発売です!

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    これまでカンペールが発表してきた、斬新でカジュアルなデザインのシューズが紹介されています。

    シューズブランド「CAMPER(カンペール)」が、1975年に企業として設立されてから40周年を記念し、コンセプトブック「The Walking Society」をラース・ミュラー・パブリッシャーズから出版しました。本書では、カンペールの発祥の地である、スペインのマヨルカ島でカンペールの靴をつくり続けているファミリー企業などにフォーカスし、ブランドのクリエイティブなコンセプトづくりから、靴が世界中のショップに届くまでを辿ることができます。


    本書は、マヨルカ島で100年近く受け継がれてきた靴づくりの伝統を受けて、ロレンソ・フルーシャがカンペールを設立し、斬新かつカジュアルなデザイン・アプローチから生まれた最初の靴を提案した 1975年から始まります。独自のユーモアあふれる広告とともに、革新的なコンセプトをもちながらデイリーに履けるカジュアルシューズを提案し始めたブランドの黎明期、そこから現在まで続く、さまざまなカンペールのクリエイティブの歴史が紹介されています。


    多彩なアーカイブのほか、足の解剖学や靴の文化的な歴史など、靴に関連するテーマのエッセイも掲載。フランチェスコ・カレリ(建築家)、ダビッド・シリシ(作家、脚本家)、ケネス・ゴール ドスミス(詩人)、ダニエル E リバーマン(ハーバード大学進化生物学教授)、ディヤン・スジック(作家、デザイン ミュージアム・ディレクター)、ロベルト・ティーマン(Frame Magazine 設立者、編集長)などの著者たちが、各々の視点で「Walking Society(歩く社会)」について考察しています。


    世界的に評価の高い書籍を多く手がけるラース・ミュラー・パブリッシャーズにより出版される本書は、デザイン的にも楽しめる1冊。ショップやオンラインで購入可能です。カンペールとその靴が歩んできた足跡と、デザインの源流を本書から感じてみてはいかがでしょうか。(高柳 圭)


    シューズ本体だけでなく、広告やショップのデザインにもこだわりを見せるブランドの歴史がつまった内容に。

    カンペールのショップや一部オンラインでの販売もあるそうです。

    The Walking Society by Lars Müller Publishers
    (カンペール設立40周年記念本)

    ¥3,500

    問い合わせ先/CAMPER 03-5412-1844 http://www.camper.com/ja_JP