オードリー・ヘップバーンをはじめ、これまで数々のセレブリティを魅了してきたNYの老舗ジュエラー「ティファニー」。177年に及ぶ歴史をもつ同社ですが、この度、新デザイン ディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフを迎え、「ティファニー T」というモダンなコレクションをスタートします。
女性のデザイン ディレクターを起用していますが、もちろん男性向けのジュエリーにも抜かりがありません。それもそのはずで、もともとは熟練したジュエリーデザイナーであり、銀細工師でもあるのがフランチェスカ。そのため彼女が描くスケッチを見ればすぐにわかるように、ほかのメンズジュエリーにはない、華麗で繊細なデザインが目を惹きます。
「NYのモダンなライフスタイル、そしてこの街に流れている、芸術や文化をここから世界に発信するのだという絶え間ないエネルギー、この２つを象徴するコレクションをつくりたいと思ったのです」と語るように、力強くグラフィカルな形を持った「T」という文字をチョイス。それを単純化し、分解し、さらに拡張して、より美しい透明感を持ち合わせたジュエリーに仕上げています。コレクションはおもに18Kゴールド（ローズ、イエロー、ホワイト）とスターリングシルバーでつくられたアイテムを展開。まさに新時代の到来を予感させる、本気のジュエリーコレクションの誕生です。（Pen編集部）