ギネス認定! 噂の米連続ドラマ『ブレイキング・バッド』が、ついに上陸。

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    『Breaking Bad』とは、「どんどん悪くなる」という意味。タイトル通り、キャストたちが「どんどん悪くなる」このドラマは、2013年の放映時に全米を大興奮させた人気連続ドラマです。主人公のウォルター・ホワイトは高校の化学教師。絵に描いたように生徒に、家族に、相手にされない冴えない彼に、ある日ガンが告知されます。そして運悪く、妻が予定外の妊娠。高校生になる息子は障害をもち、父親として彼は、「自分が死んだ後も“家族を守る”」と、ドラッグを精製することで巨額の金を手に入れることを思いつくのです……。
    しょっぱなから常にハラハラドキドキのシーンが登場するこのドラマには、さまざまな見所が編みこまれていますが、そのひとつは、化学教師というウォルターの深い知識が「化学」の面白さに開眼させてくれるシーンがあること。そして、彼のドラッグ精製のパートナーとなるかつての教え子、ジェシーや、潔癖ともいえる妻をはじめ家族らが織りなす、善と悪の人間模様に圧倒されます。
    ストーリーが進めば進むほど、自分のポリシーや主義がいったい何の上に成り立っているものなのか?と心の根本を揺るがす展開。そして当たり前ですが、「ドラッグって超怖い」と思わせるドラマでもあります。ちなみに、放送開始後、このドラマの影響か、物語に登場するドラッグ「メス」(メタンフェタミン、覚醒剤)の常用者が減少したという効果もあったとか。(Pen編集部)

    連続ドラマ『ブレイキング・バッド』はエミー賞42部門ノミネート、10部門受賞、ゴールデン・グローブ賞7部門ノミネート、2部門受賞。「過去最高の評価を得たTVシリーズ」としてギネス記録に認定されている。

    『ブレイキング・バッド』

    製作総指揮・企画:ヴィンス・ギリガン
    出演:ブライアン・クランストン、アーロン・ポールほか
    2008~13年 アメリカ 全4シーズン。
    1~3シーズンが8月6日よりブルーレイ&DVDリリース開始。