ボローニャの名門「マセラティ」、100周年のアニバーサリーに注目です。

    Share:

    1910年代に撮影されたマセラティ兄弟。「ALFIERI」は長男の名前。自動車メーカーのエンジニアだったため、信頼性の高いスパークプラグなどで、有名に。

    1914年に3人の兄弟によって創設されたスポーツカーメーカー、マセラティ。エンジニアだったマセラティ兄弟はスポーツカーに情熱を注ぎ、26年には優秀なマシンを制作します。そしてマセラティはレーシングカーメーカー、高級車メーカーとして人々に認知され現在に至ります。途中、会社の権利を実業家に譲渡したりと紆余曲折がありましたが、現在ではスポーティでありながらラグジュアリーであるという世界屈指のブランドに成長しました。
    そして迎えた2014年は、マセラティ誕生100周年。昨年には新モデルであるギブリを発表し、ますますその勢いを増しています。特徴的なのは北米市場での成長ぶり。先代のクアトロポルテが北米で人気になって以来、北米市場でマセラティブランドの人気はうなぎ昇りです。その傾向は日本でも同じ。クアトロポルテより小さなギブリの登場で、街で見かける機会も増えるはずです。イタリア、ボローニャで生まれたラグジュアリーでスポーティなこのカーブランドから目が離せません!(Pen編集部)

    日本でも発売されたギブリ。フェラーリと同じ工場で製作されるエンジンは官能的なフィールを実現。

    100周年を記念して発表されたロゴ。シンボルのネプチューンはボローニャではお馴染みのマーク。