英国の現代アートがわかる! 東京ステーションギャラリーの「プライベート・ユートピア」展。

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    マーカス・コーツ『エビガラスズメ蛾、エビガラスズメ蛾の幼虫、シェービング・フォームによる自画像』2013年
    © The Artist, Courtesy of the Artist and Workplace Gallery, UK

    復原工事が完成した東京駅丸の内駅舎内の東京ステーションギャラリーで、1月18日よりブリティッシュ・カウンシル・コレクション『プライベート・ユートピア』展が開催されます。多彩な英国の現代アーティスト約 30 名による絵画、写真、 映像、立体などの作品約120 点が一挙公開。注目すべきは、本展に出品されるアーティストのなかに、現代美術で重要な賞のひとつターナー賞に過去ノミネートされた作家が16名もいること。うち5 名が受賞者というから質の高さはお墨付きです。
    また英国の公的な国際文化交流機関、ブリティッシュ・カウンシルのコレクションがまとめて日本にやってくるのはほぼ半世紀ぶり。その多くが日本初公開です。1990年代から活躍しつづけるサラ・ルーカスやギャリー・ヒューム、若手のライアン・ガンダーやハルーン・ミルザ、昨年のターナー賞にもノミネートされたデイヴィッド・シュリグリーまで、英国現代アートのいまを知りたければ、本展を見逃す手はありません!(Pen編集部)

    デイヴィッド・シュリグリー『アイム・デッド』2010年
    Collection Hamilton Corporate Finance Image courtesy Kelvingrove Art Gallery and Museum © The Artist

    ウッド&ハリソン『テーブルと椅子』2001年
    Courtesy of the Artists and Carroll/Fletcher, London © The Artists

    プライベート・ユートピア ここだけの場所
    ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在


    1月18日(土)~3月9日(日)
    東京ステーションギャラリー
    東京都千代田区丸の内 1-9-1
    TEL:03-3212-2485
    開館時間:10時~18時(火~木、土、日)
    10時~20時(金)
    休館日:月 
    料金:一般¥900
    http://www.ejrcf.or.jp/gallery/