ポスターデザインの巨匠レイモン・サヴィニャック展を開催中、アクタス新宿店へ急げ!

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    思わずチョコが食べたくなる、ユーモラスな作品。『Chocolat Tobler』(1951)

    フランスが誇るポスターデザインの巨匠、レイモン・サヴィニャック。アクタス新宿店で12月29日まで、彼の作品が一堂に会す『レイモン・サヴィニャック ヴィンテージポスターコレクション』を開催中です。

    貴重な原画約15点が公開されるほか、サヴィニャックが活躍した当時のオリジナルヴィンテージポスター約100点が展示および販売されています。

    1950~60年代フランスの街角を彩った商業ポスターの数々。なかでも一際人々の注目を集めたのが、サヴィニャックの作品でした。彼は自伝の中でこう語ります。「大衆はポスターにしげしげと眺め入ったりはしない。一瞥するだけだ。通り行く人は、ほんの一瞬のうちにポスターの言わんとするところを、見てとれなくてはならない」と。

    デザイン哲学とも言えるその言葉通り、彼の手がけたポスターは瞬時に広告の対象物を悟らせるシンプルな機能美に満ちています。それでいて、暖かみのあるタッチとユーモラスな図案で見るものの心を捉えてしまう……。エールフランス、ミシュラン、ペリエなどなどフランスを代表する様々な企業が彼の作品を広告に採用したのにも納得です。

    クリスマスシーズンに合わせてサンタクロースを描いたポスターも飾られ、その図柄のハガキやメッセージカードも販売されます。開催期間もあとわずかとなっていますので、この機会にぜひお見逃しなく!(Pen編集部)

    牛乳入りの石鹸をコミカルに表現。『Monsavon au lait』(1949−1950)

    キリンに描かれたのはエールフランスの就航国の国旗。『Air France』(1956)

    『レイモン・サヴィニャック ヴィンテージポスターコレクション』
    ~12月29日(月)
    東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビル1・2階
    TEL:03-3350-6011
    営業時間: 11時~20時
    不定休
    www.actus-interior.com