今年6月に世界文化遺産に登録され、名実ともに「ニッポンの宝」となった富士山。
古くから信仰の対象や文学•芸術作品などの題材とされてきましたが、とらやの和菓子も例外にあらず。資料を紐解いてみると延享3年(1746年)の資料には『峰の雪』が存在。その後現在にいたるまで富士山をモチーフにした多くの菓子が作られていると言います。
また、とらや最大の工場は富士山麓の御殿場に位置し、ご当地限定の羊羹『四季の富士』なども販売されているとか。
そんな富士山と縁の深いとらやが、12月18日(水)より東京ミッドタウン店のギャラリーにて企画展『ふじさん と とらや』を開催します。菓子見本帖から富士山をモチーフにした菓子の絵図の展示を行うほか、とらや御殿場店や和菓子屋の原点を再現したいという願いから生まれた「とらや工房」の紹介も。
さらには本企画展に合わせて、通常は御殿場限定の季節の羊羹『四季の富士』(冬•春)やその図案を張り子やノートに仕立てた限定グッズも販売されます。初夢の縁起物の筆頭にもかぞえられる富士山。
年末年始の挨拶などに、縁起の良い富士山の菓子を持参してみてはいかがでしょうか?(Pen編集部)