iPhoneで撮った写真データをインスタントフィルムに焼き付ける現像機「インスタント・ラブ(INSTANT LAB)」を使った日本初の展覧会“L’atelier par Impossible”が、中目黒のインポッシブルプロジェクトスペースで12月3日から開かれます。
展示されるのは、写真家の森山大道氏が撮影した銀塩写真の創始者ジョゼフ・ニエプスの研究所や、サルバドール・ダリ、アガサ・クリスティなどの芸術家・作家のアトリエ空間の記録写真。すべてインスタント・ラブのインスタントフィルムで写真の部分を複写し、それを大量に並べることで再構成されています。
森山氏が撮影したニエプスの研究所は、約1000枚のインスタントフィルムを並べ、約6m×2.7m大のサイズになる最大の展示作品。
アガサ・クリスティやサルバドール・ダリの写真は約100枚のインスタントフィルムでコマ撮りしています。
この一風変わった写真展、かつてポラロイドカメラのインスタントフィルムを復活させたオランダのインポッシブル(IMPOSSIBLE)社から発売されたiPhone用の画面現像機「インスタント・ラブ」を使用したものです。
会場にはこの製品も置いてあるので、興味のある方はぜひ。(Pen編集部)
“L’atelier par Impossible”
12月3日~1月13日
Impossible Project Space
目黒区青葉台1-20-5 OAK BLD 2F
TEL:03-5459-5093
開館時間:12時~18時(火、木、日)
12時~20時(水、金、土)
休館日:月
tokyo@the-impossible-project.com
L’atelier par Impossible by Impossible INSTANT LAB
http://impossible-tokyo.tumblr.com/post/68043219116/latelier-par-impossible-by-impossible-instant-lab