テープでつくった繭のような空間を体験できます! クロアチアとオーストリアに拠点を置くアーティスト集団「NUMEN / FOR USE(ヌーメン/フォーユース)」のアジア初となる個展『TAPE TOKYO』が、南青山のスパイラルガーデンで12月4日まで開かれています。
NUMEN / FOR USEは空間デザイン、舞台美術やインスタレーションと幅広い分野で活躍していますが、とくに舞台美術の分野で、既成概念を打ち壊すセットデザインで世界的に高い評価を得ています。2011年には“舞台美術のオリンピック”とも呼ばれる国際舞台美術展「プラハ・カドリナーレ」で、最優秀ステージデザイン賞、最優秀シアター・テクノロジー賞を受賞。その造形の一部はアートインスタレーションとしても昇華し、世界の美術館やアートギャラリ―で展示されています。
透明の粘着テープを何重にも巻きつけてつくる巨大な「テープインスタレーション」は、彼らの代表作。もともとはダンサーが粘着テープをもち、自らの軌跡を舞台上で可視化するダンスパーフォーマンスから生まれたものです。スパイラルのインスタレーションは会期前半(11月18日~24日)を公開製作期間として、アーティストと日本での一般公募で集まった数人のアシスタントがつくり上げました。来場者が作品の内部にも入ることができるこの体験型インスタレーション、繭に包み込まれるような感覚をぜひ味わってみて下さい。(Pen編集部)
NUMEN / FOR USEは空間デザイン、舞台美術やインスタレーションと幅広い分野で活躍していますが、とくに舞台美術の分野で、既成概念を打ち壊すセットデザインで世界的に高い評価を得ています。2011年には“舞台美術のオリンピック”とも呼ばれる国際舞台美術展「プラハ・カドリナーレ」で、最優秀ステージデザイン賞、最優秀シアター・テクノロジー賞を受賞。その造形の一部はアートインスタレーションとしても昇華し、世界の美術館やアートギャラリ―で展示されています。
透明の粘着テープを何重にも巻きつけてつくる巨大な「テープインスタレーション」は、彼らの代表作。もともとはダンサーが粘着テープをもち、自らの軌跡を舞台上で可視化するダンスパーフォーマンスから生まれたものです。スパイラルのインスタレーションは会期前半(11月18日~24日)を公開製作期間として、アーティストと日本での一般公募で集まった数人のアシスタントがつくり上げました。来場者が作品の内部にも入ることができるこの体験型インスタレーション、繭に包み込まれるような感覚をぜひ味わってみて下さい。(Pen編集部)
NUMEN / FOR USE Exhibition 『TAPE TOKYO』
~12月4日
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F スパイラルガーデン
TEL:03-3498-1171
開館時間:11時~20時
入場無料
www.spiral.co.jp