10月17日、日産とNISMOは新しいレーシングカーを発表しました。まるで飛行機のようなカタチをしたこのクルマ、電気自動車のレーシングカーなのです。
「Nissan ZEOD RC(ニッサン・ズィーオッド・アールシー)」はル・マン24時間レースの主催者から、革新的な技術をもつクルマにだけ許されるレースへの参加資格を与えられたクルマです。
特徴はその外観に加えて、基本的には純粋な電気自動車(EV)であること。ル・マン24時間が行われる、サルテサーキットと市街地を含んだ8.5マイルを、レーシングスピードで、なおかつ電気の力だけで走ることができるのです。その最高速度は300km/hを超えるもの。超高速のストレートをエンジン音なしで走る雄姿を、来年の5月にル・マンで見てみたいものです(Pen編集部)