nendoがつくった2次元のフシギな積み木、特別付録「たいらな積み木」で遊んでみよう。

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    今回、Pern読者のために、nendoが特別な付録をつくってくれました。そもそものはじまりは、「紙でなにか、面白い付録をつくってください!」という、私たちのリクエスから。こんな一方的なお願いに、「平面のものを立体に組み立てるのではなく、平面のままで立体的な面白さが出せないだろうか……」と、デスクで遊べる「たいらな積み木」をデザインしてくれました。
    「デザインする時、僕らは3DCADで作業をしますが、PCの画面上は3次元ではなく2次元なんです。その感覚をアナログに変換してみました」と、発想の原理まで明かしてくれました。まずは本誌から切り離し、その後ミシン目に沿って丁寧に、ひとつひとつのパーツに切り分ければ、はい、もういつでも遊べます! 

    思うままに重ねていけば、たとえばこんな形(上写真)にも…… 出来上がった積み木は、スマフォやデジカメで撮影すると、ぐっと立体的に見えたり、不思議な浮遊感が現れたり。だまし絵のような不思議な効果のあるオブジェとなります。
    慣れてきたらぜひ、試してほしいのが、立方体(キューブ)をつくること。
    「ただ遊ぶだけじゃなくパズル的要素を加えることで、パズルを解くという“目標”ができます。最後に写真を撮ってデジタルに変換したら“化ける”っていうのも、またいいんですよね」と佐藤さん。
    実は意外と難しいので、「何度やってもうまくできない!」という人に、今回は動画も用意しました。 佐藤オオキさん自らカメラの前でデモンストレーションしてくれたので、ぜひ参考にしてください!

    …実際に遊んでみて、「これはすごい!」という積み木が出来上がったら、ハッシュタグ「#nendonotsumiki(ネンドの積み木)」をつけて、ツイッターに投稿してください。Pen編集部が「おやっ!」と思ったものをPen Onlineとfacebookで紹介をさせて頂きます。まずは最新号を手に入れて、ぜひトライしてみてください!

    Photographs, movie:Toru Hiraiwa