2013年のミラノサローネでも注目を集めたLEDタスクライト、「CSYS LED LIGHT(シーシス・LEDライト)」が日本に上陸しました。
コンピュータのマイクロプロセッサの冷却に使用されるヒートパイプテクノロジーをライトのボディに採用し、LEDライトから出る熱を下げることでLEDの寿命を延ばす、という革新的なタスクライトです。
アーム部分に組み込まれた銅製で真空のヒートパイプがLEDからの放熱を移動させ、大気中に放出させます。そのため連続使用時間16万時間、1日12時間使用した場合、約37年以上の間、質の高いLEDの動作が続くとのこと。この斬新なLEDライトをつくったのは、サイクロン式掃除機で有名なサー・ジェームズ・ダイソンの息子ジェイク・ダイソン。
由緒あるセントラル・セント・マーチンズ・オブ・アート・アンド・デザインで学んだジェイクは、ジェイク・ダイソン・プロダクトという、父親が創業したダイソン社とは別の会社を興しています。
シーシス・LEDライトには、フロアスタンド型の「CSYS TALL(シーシス・トール)」¥136,500、卓上などに置いて使用するタスクライト「CSYS TASK(シーシス タスク)」¥94,500、テーブル・デスク用の取り付け式「CSYS CLAMP(シーシス・クランプ)」(価格未定)の3種があり、11月末から日本での本格的な展開を予定しています。ジェイク・ダイソンの父親譲りのユニークでデザインコンシャスな機器に、期待しましょう。(Pen編集部)