黄色いトラックスーツとともにブルース・リーを象徴する、オニツカタイガーのスニーカー

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    黄色いトラックスーツとともにブルース・リーを象徴する、オニツカタイガーのスニーカー

    文:小暮昌弘(LOST & FOUND) 写真:宇田川 淳 スタイリング:井藤成一

    モデル名は「メキシコ66」。1961年に生まれたトレーニングシューズ「リンバーアップ」の特徴と、66年メキシコ大会に向けて生まれた「オニツカタイガーストライプ」が初めて搭載されたモデルのひとつであるトレーニングシューズ「リンバー」のデザインを掛け合わせて誕生したモデルだ。¥13,200(税込)/オニツカタイガー

    ブルース・リーが映画『死亡遊戯』(78年)で着用したのが、黄色地に黒のストライプが入ったトラックスーツだ。『ブルース・リー伝』(マシュー・ポリー著、亜紀書房刊)には、スイスでの休暇でロマン・ポランスキーが貸してくれたジャンプスーツから着想を得たと書かれている。この印象的なトラックスーツに合わせていたのがオニツカタイガーのトレーニングシューズだ。映画の中では通常とは違うラインにも見えるので、「これはオニツカタイガーではない」と論争まで起こった。しかし『ブルース・リー トレジャーズ』(ポール・ボウマン著、トレジャーパブリッシング刊)やビジュアルブック『Bruce Lee: The Authorized Visual History』(スティーブ・ケリッジ著、カールトンブックス刊)には、同映画の撮影風景のカットでリー本人がオニツカタイガーを履く写真が掲載されている。少なくとも映画のリハーサルや映画に登場しないカットではオニツカタイガーのシューズを履いていることは確実だ。アシックス スポーツミュージアム・アーカイブ担当部長の福井良守氏は「彼は昔から個人的にオニツカタイガーを愛用していたと聞いています」と話す。

    ちなみに『燃えよドラゴン』(73年)で武術トーナメントに参加した格闘家のウィリアムズ(ジム・ケリー)が同ブランドのシューズを履いている。

    今回紹介する「メキシコ66」は、同ブランドを代表するモデルで、イエローとブラックのカラーリングが『死亡遊戯』でリーが履いたシューズを連想させる。俊敏にステップを踏み、目にも止まらぬ速さでキックを打ち込むリーの動きを薄底・細身のデザインが特徴のこのシューズが支えたのだろう。

    1949年、スポーツによる健全な青少年の育成を夢に描いた鬼塚喜八郎が創業した「オニツカタイガー」。ブランド名は彼の名前とアジアで最強の動物である虎から命名された。

    メキシコ66の柔らかいかかと部分には補強のためのX字ストライプと、ブランドのロゴが刻印されたヒールフラップが付いている。

    映画『キル・ビル Vol.1』(2003年)で、ブルース・リーをオマージュしたトラックスーツに合わせる靴のために監督クエンティン・タランティーノがオニツカタイガーに依頼をもちかける。この映画で主役女優のユマ・サーマンが履いたモデルが「タイチ」。ベースは太極拳用のシューズだ。¥13,200(税込)/オニツカタイガー

    オニツカタイガージャパン お客様相談室 TEL:0120-504-630
    www.onitsukatiger.com

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