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COPENHAGEN
コペンハーゲン
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ロックダウン中の楽しみは、DIY発酵!?
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筆者の友人が手がける自家製の発酵食品。ニンジンなど野菜のピクルスや、プラムの乳酸発酵漬けまで多彩だ。 photograph by Tomoko Kitamura Nielsen
新型コロナウイルスの影響で自宅での過ごし方が見直されているいま、発酵食がブームになっている。もともと、暗く長い冬が続くデンマークでは、伝統的な越冬食材として発酵料理が親しまれてきた。「ノーマ」のオーナーシェフ、レネ・レゼビが一昨年上梓したレシピ本『ノーマの発酵ガイド』が好評だったのも頷ける。
ロックダウンが宣言された直後、スーパーに詰めかけた客が大量購入したのは、イーストと小麦粉、ビールだった。「粉とイーストがあれば、パンはつくれる。ビールは飲むだけじゃなく、酵母菌は料理にも使える」との理由で、自家製の発酵を楽しむ人が急増中。保存が効いて健康的、自宅で過ごす休日も有意義になると、一石三鳥だ。