朝の忙しい時間でも、ハンガーにかけたままで手早く衣服のシワ伸ばしが行える衣類スチーマー。森岡書店の森岡督行さんに、パワフルな連続スチームが特長のティファールの衣類スチーマー「アクセススチーム プラス」を体験してもらった。

銀座で“一冊の本を売る書店”をコンセプトに、週替わりで一冊の本に限って販売する「森岡書店銀座店」を営む森岡督行さん。2017年にコミュニティーサイト「森岡書店総合研究所」を開設し、20年5月には幻の写真家・伊藤昊の写真集『GINZA TOKYO 1964』を刊行するなど、本や空間を使った新しいコミュニケーションの可能性を多角的に追求し続けている。近年はさまざまな領域に活動の場を広げている森岡さんだが、そのひとつにファッションもある。「服って面白い。着る、脱ぐという行為は日常で当たり前にすることですが、その一つひとつに喜びが感じられたら、過ごす時間の質がよくなると思うのです」と話す。今年は、自宅で仕事をする機会も増えたという森岡さん。日常生活をより豊かにするべく、ティファールの衣類スチーマー「アクセススチーム プラス」を体験してもらった。
ハンガーにかけたままシワを伸ばして、朝の時間をぐっと短縮。

着る服は、毎朝その日の気分で選んでいるという森岡さん。「もちろん、シチュエーションや会う人によってスタイルは意識します」。たとえば、書店の週替わりの展示の初日である火曜日には、白いシャツを着ることが多い。「茅場町で森岡書店を開いた時、同じビルに入っていたギャラリーの方によく相談に乗ってもらっていたのですが、『白いシャツは展示作品の邪魔をしない』と聞いてなるほどと思って以来、そうしています」。基本的にシンプルな服装が好きで、白以外でもシャツスタイルが多いそうだ。カジュアルシャツは洗いざらしで着ることもあるが、シワが気になる場合は自分でアイロンがけをする。「朝、時間がない中でアイロン台をセットしてスチームアイロンをかけるのは結構面倒なんですよね。『なぜ昨日の夜のうちにやっておかなかったんだろう』と思うこともしばしばです」

「アクセススチーム プラス」の使い方は至って簡単だ。水タンクに水を入れて本体にセットし、電源を入れたら40秒で立ち上がって使用可能。シャツの袖なら、一方の手で袖を伸ばすように持っておき、スチームヘッドをシャツに押し当てるようにしてゆっくりと上下に動かすと、簡単にシワを取ることができる。衣類のシワの原因は、繊維同士が絡みついた状態で乾燥してしまっていること。「アクセススチーム プラス」は、大量の連続スチームが繊維の奥深くまで浸透し、素早くほぐしてくれる。生地全体をパリッと仕上げるにはアイロン台に置いてスチームアイロンでプレスする必要があるが、シワを取るだけなら「アクセススチーム プラス」で十分。「お手入れ後のシャツの仕上がりは、パリパリよりふわっとしているほうが好き。自然にシワが取れるところがすごくよいですね」と森岡さん。

実際に「アクセススチーム プラス」を使ってみて、シワ取りの性能の高さに感心した様子の森岡さん。その理由は、毎分平均20gのスチームを約9分間連続で噴出できるという、ティファールならではの大量スチームにある。それでいて取り回しがよく、使いやすいところが大きな魅力だ。185mlの水タンクに水をフルに入れた場合、重量は約1.4kgほどになるが、衣類スチーマーの重心が手元にくるように設計されているので重量ほど重さを感じない。そのため繰り返し上下に動かしても疲れにくい。「その日に着るシャツ1枚のシワを伸ばすぐらいはなんのわずらわしさも感じずにできそうです。これがあれば朝の時間をぐっと短縮できますね」

手軽にクッションの除菌・脱臭をして、自宅での時間を快適に。

「アクセススチーム プラス」は、付属のヘッドカバーを装着してスチーム噴射量を抑えたデリケートモードにすれば、デリケートなアイテムも形を崩さずにシワ伸ばしが可能。また約100度の高温で細かなスチームは絡んだ繊維をほぐすだけでなく、繊維に付いたニオイの粒子を取り除いたり除菌したりする効果がある。ニットやジャケット、コートといった衣類だけでなく、クッションやカーテンといった洗濯がしづらい布製品の手入れにも最適だ。スチームには脱臭(*1)・除菌(*2)のほか、殺ダニ(*3)、アレル物質対策(*4)や花粉対策(*5)にも効果がある。「季節に応じてニットなども着ますが、洗って陰干しするのが大変。その点これがあれば人と会う前に気軽にケアできて便利ですね。また私は花粉症なので、春先は服やクッションなどにぜひ使ってみたいです」

ステイホーム期間中は店をほとんど休みにして、自宅で仕事をしていたという森岡さん。仕事柄、普段からよく本は読むが、ステイホーム中はいつもに増して本に触れる時間が長くなったと感じていたそうだ。「またInstagramやFacebookでお薦めの本を紹介するリレーが行われるなど、改めて本の意味が脚光を浴びていると感じました」。自宅で過ごす時も、シワ伸ばしをするなど服をきれいに手入れして、着ることをより楽しみたいと語る森岡さん。「服は“着る”と同時に服の中に“居る”という感覚もあると思います。この“服の中に居る”というのはデザイナーの皆川明さんの言葉なのですが、確かに服というひとつの空間の中に居ると考えると、服に対する見方も変わってきますよね」

除菌消臭しつつ、気になるシワを伸ばすことで立体的で自然な風合いに仕上げられるティファールの衣類スチーマー「アクセススチーム プラス」。服をひとつの空間として考えるならば、清潔でほどよく整理された、居心地のよい空間を手軽につくることができるアイテムと言えるだろう。外出前の慌ただしい時間はもちろん、服を脱ぎ着する際にさっと取り出してケアできるこの衣類スチーマーがあれば、日常をより豊かなものにすることができそうだ。
用途に合わせて選べるアクセススチームシリーズ

大量のスチームを連続噴射することができるティファールの衣類スチーマー「アクセススチーム」シリーズにはバリエーションが3つある。いずれの機種もパワフルだが、最もパワフルなのが「アクセススチーム プラス」で、最大で毎分平均20gのスチームを連続噴射可能だ。「アクセススチーム プラス」は女性でも問題なく扱えるが、より取り回しのよさを求めるなら「アクセススチーム ライト」。軽量&コンパクトな設計ながらスチーム量は毎分平均15gと十分にパワフル。さらにコンパクトなのが「アクセススチーム ポケット」で、使わないときはヘッド部分を折りたたむことができるので、場所を取らずコンパクトに収納できる。また立ち上がり時間が15秒と短いのも魅力だ。
【関連リンク】
*1 脱臭●試験依頼先:一般財団法人日本食品分析センター●試験報告書発行年月日:2017年10月20日●試験報告書発行番号:第17109215001-0101号/第17109218001-0101号/第17109221001-0101号/第17109207001-0101号●試験方法:ニオイを付着させた布と脱臭した布のそれぞれのニオイの強さを採点評価●評価方法:パネリスト12人による官能評価●試験結果:各ニオイでの採点において、有意差が認められる(有意水準1%)●対象部分:タバコのニオイ、汗のニオイ(アンモニア)、防虫剤のニオイ(ナフタレン系)、焼き肉のニオイ
*2 除菌●試験依頼先:一般財団法人日本食品分析センター●試験報告書発行年月日:2017年10月20日●試験報告書発行番号:第1701386002-0101号●試験方法:かけ面(高温時)を押し当てた菌付着布(試料)の除菌確認●評価方法:試料にスチームを連続噴射(ターボモード)。試験は2種類の菌で実施。●試験結果:99%以上の除菌効果●対象部分:衣類
*3 殺ダニ●試験依頼先:ITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所●試験報告書発行年月日:2017年10月30日●試験報告書発行番号:T1709068●試験方法:かけ面(高温時)を当てた試験布(生ダニを50匹以上乗せたもの)の生ダニおよび死ダニ数を測定●評価方法:試料にスチームを噴射●試験結果:死ダニ率100%●対象部分:コナヒョウヒダニ
*4 アレル物質対策●試験依頼先:ITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所●試験報告書発行年月日:2017年10月30日●試験報告書発行番号:T1709068●試験方法:かけ面を当てた試験布(ハウスダストを散布したもの)の残存アレル物質を測定●評価方法:試料にスチームを噴射●試験結果:コナヒョウヒダニ排泄物由来アレル物質:98%低減、コナヒョウヒダニ虫体由来アレル物質:28%低減。●対象部分:衣類に付着したダニ由来アレル物質
*5 花粉対策●試験依頼先:ITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所●試験報告書発行年月日:2017年10月30日●試験報告書発行番号:T1709068●試験方法:かけ面(高温時)を当てた試験布(スギ花粉を散布したもの)の残存アレル物質を測定●評価方法:試料にスチームを噴射●試験結果:99%以上低減●対象部分:衣類に付着したスギ花粉アレル物質
●ティファール お客様相談センター
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www.t-fal.co.jp/sp/products/CE/garment-steamer