リフレッシュする昼飲みのおともにチョークボーイさんが選ぶ、「アサヒ スタイルフリー<生>」。

  • 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)
  • 文:吉田 桂

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スマートな生きかたを糖質ゼロ(※)で応援する「アサヒ スタイルフリー<生>」は、今年さらに麦の味わいがアップ。そんな同商品を、生きかたにこだわるスマートな3人のクリエイターが試飲し、印象を語ります。最終回は、手描きアーティストのチョークボーイさんが登場します。

チョークボーイ●1984年、大阪府生まれ。高校でビジュアルデザインを学び、グラフィックデザイナーとして就職したのち、ロンドンのアートスクールに留学。2007年に帰国後、アルバイトで働いていたカフェで黒板にメニューを描くうちにそのチョークアートが評判となり、13年にアーティスト活動をスタート。18年には手描き集団「WHW!」設立。

糖質ゼロ(※)を維持したまま、さらに麦の使用量をアップすることに成功した「アサヒ スタイルフリー<生>」。無理なく軽やかにいまを生きる、スマートな人々に選ばれています。

あらゆるものがPC上でデザイン可能な現代において、手描きの魅力を広めようとカフェの黒板にチョークで文字や絵を描いたり、万年筆で企業ロゴをデザインしたりする活動を続けるチョークボーイさん。2019年3月には、いまでは街から姿を消しつつある表札・看板屋を中目黒にオープンし、注目を集めました。そんなチョークボーイさんは、実は大のビール好き。今回は「アサヒ スタイルフリー<生>」を飲みつつ、“手描き”にこだわる理由について語っていただきました。


※食品表示基準による

空気感を描き出す、即興性の面白さ。

アトリエでやわらかな陽光に照らされた机に向かい、愛用の万年筆を走らせるチョークボーイさん。万年筆では「月夜」と名付けられた紺色のインクを使用することがほとんどだそう。

「ビートルズのアルバム『ラバー・ソウル』のジャケットのような、ぐにゃりと曲げて描かれた文字に衝撃を受けて、中学生の時にジャケット・デザインの画集を買ったのをいまでも覚えています。音楽はクラシックからジャズ、ロック、楽器もピアノやギターなどバンドに必要なものは一通りやりましたね(笑)。ずっと音楽とデザインの両方に興味があったので、将来はその間にある仕事をやりたいと思ってロンドンのアートスクールに留学して、映像表現についても学びました」

帰国してからも「音楽とデザインの間」を模索し続けるなか、アルバイト先のカフェでの自身のチョークアートが評判に。次第に系列店でも描いたり、他店のプロデュースにも参加したりするようになると、インスタグラムを通して制作の依頼が殺到。アーティストとして独立することになったそうです。

「でも最初から調子がよすぎたんで、逆に危機感を覚えました。一過性のブームは、そのうち消えてしまう、と。だから、手描きのよさを知る人の数が増えたら、チョークアートもカルチャーとして維持されると考え、ワークショップにも力を入れました」

チョークボーイさんが制作するものは、企業ロゴや商品のパッケージ、店舗の黒板デザイン、イベントの壁面チョークアートなどさまざまです。今後は白以外のチョークも積極的に使っていくとのこと。写真提供:チョークボーイ

手描きのよさ。それは、その人にしか描けない個性そのものであることと、人間にしか生み出せない「温かみ」があることだとチョークボーイさんは語ります。

「ヨレたり、ブレたり、かすれたりといった完全に正確には描けない部分にこそ、温かみを感じるのだと思います。世の中はどんどんAI化やデジタル化が進んで、人間の身体から物事が離れていってしまっています。でも、だからこそ手描きのよさが際立つと思っていて、ずっとやり続けていく価値があると考えているんです」

さらにチョークボーイさんは、手描きの即興性に面白さを感じるのだとか。

「ロンドンにいる時に、僕がゴミ箱を木の枝で叩くリズムに合わせて友人がタップダンスを踊るという路上パフォーマンスをやってたんです。まったく練習なんてしないで、すべて即興でやってました(笑)。そこにある空気感をつかまえて表現するのがすごく面白くて。同じように、いまはチョークアートを仕事にしてクライアントと打ち合わせをしている時も、会話を通して相手の頭の奥の方にあるぼんやりとしたイメージをつかまえて、手で紙や黒板などに落とし込むことが楽しいし、自分の特技だと思ってます」

手描きならではの色の濃淡や線の揺らぎなどが、すべて味わいとなり作品の魅力となっていく。「ロボットのように正確になれないところこそ、人間のもつ『温かみ』なんだと思います」とチョークボーイさん。
「海と山が隣り合う地形が好きなんですよ」と語るチョークボーイさんは、尾道を活動の拠点にしていたこともありました。しかし現場への移動時間などをスマート化するため、関東圏へ引っ越ししたそうです。
葉山での生活を始めてからは、家族と一緒にいる時間が増えたのがうれしいとのこと。朝は4歳の息子さんを幼稚園に送ったあと、事務所へ行かない日は自宅のアトリエで作業し、ランチタイムは奥様と過ごすのだそう。

すっきり爽快な口当たりで糖質ゼロだから、昼飲みの選択肢に。

「いや〜、美味いですね! ひと口目にまず美味いと感じるのは、やっぱり増量された麦のおかげなんでしょうね」と、たまらないといった表情で「アサヒ スタイルフリー<生>」を飲むチョークボーイさん。

そんなチョークボーイさん、「アサヒ スタイルフリー<生>」をひと口飲んだあとに思わず「美味い!」とひと言。「ビールだからとか発泡酒だからとかはあんまり考えず、家では飲みたいものを飲んでいます。でも、やっぱり一杯目のひと口目は特別に美味く感じます。麦の味わいもはっきりしていて、いいですね!」

かつては尾道に拠点を置いていたこともありますが、現在は葉山に移住し、都内への移動も比較的ラクになり、時間にも心にも余裕ができたのだそう。

「休みの日には昼から飲むこともありますよ。スタイルフリーは昼飲みにもちょうどいいかも。すっきり爽快な口当たりだし、なにより糖質ゼロだし、罪悪感なく飲めるので、いい選択肢ができたって感じです」

糖質ゼロはそのままに、さらに麦の使用量をアップすることに成功した「アサヒ スタイルフリー<生>」。たとえば昼飲みの選択肢として、スマートに生きる人に選ばれるビール類です。

活動を始めてから長い間、黒板とチョークで黒と白の世界を描き続けてきたチョークボーイさんは「色には魔法がある」と考えています。だからこそ、安易には色を使えないと。

「赤ひとつとっても、明るい赤なら元気なイメージ、暗い赤なら血液のように少し怖いイメージと印象はまるで変わります。だからこそ、一つひとつの色に向き合って使っていきたいんですが、いままでは時間がなくて。チョークならば白か、挿し色で金を使うくらいで、万年筆は紺色と決めていました。でも、いまは『WHW!』としてチームで活動しているので、色に向き合う時間ができました。制作の幅も広がっていきそうです」

チョークアートをブームのままで終わらせてはいけないと、カルチャーとして維持していくための方法をスマートに考え、実行に移してきたチョークボーイさん。即興演奏を得意とする音楽家としても活動し、忙しく巡る毎日だからこそ、グラス片手に「美味い!」とリフレッシュできる時間が、新たな作品を生む糧になるのかもしれません。

アサヒ スタイルフリー<生>

発売地域:全国
容量/容器:缶350mℓ、缶500mℓ
アルコール分:4%
酒税法上の区分:発泡酒
オープン価格

●商品に関する問い合わせ/アサヒビールお客様相談室 TEL:0120-011-121
https://www.asahibeer.co.jp/toushitsu_zero/#stylefree


第1回目「確かな満足感の『アサヒ スタイルフリー<生>』、アイウェアブランド『ayame』の今泉悠さんが飲みたい時は?」はこちらから。

第2回目「藍染プロデューサーの永原レキさんが驚いた、『アサヒ スタイルフリー<生>』の爽やかな飲み心地。」はこちらから。