人気ブランド「メゾン キツネ」の黒木理也さんの愛用品は、どれもタイムレス。そんな彼の審美眼に、ブライトリングのクロノグラフがぴたりとはまります。
ファッションをメインとした人気ブランド「メゾン キツネ」の共同設立者で、クリエイティブディレクターの黒木理也さんは、いつ見てもスタイルがブレません。決して華美に着飾ることはなく、常にカジュアルで自然体。そんな彼の審美眼に、ブライトリングのアイコン的存在であるクロノグラフの腕時計は、どのように映るのか、実際に着用してもらい話を聞きました。
ブレないもの選びの、 根底にある価値基準。
この日着用していたシャツは、10年以上愛用しているお気に入り。自身のブランドで初めてつくったデニムシャツだとか。
「一度気に入ると、壊れて着られなくなるまでずっと同じものを着てしまいます。このシャツも、最初はインディゴブルーだったのですが、いまではこんなに色が落ちて……。でもデニムって、とてもニュートラルな素材だから、毎日着ていても飽きないし、意外と着る場所を選ばないところも好きなんです。このシャツにネクタイを合わせれば、ディナーにも行けたりする懐の深さがいいんですよね」
黒木さんが愛用するものは、どれも〝ニュートラル〞な雰囲気を漂わせていて、タイムレスな魅力をもったもの。サングラスのチョイスも、18歳の頃からモスコットの〝レムトッシュ〞と決めています。
「このサングラスは、派手にブランドをアピールをするわけじゃないけど、いつの時代にも定番として愛されていますよね。シルバーのバングルも友人のブランドのものですが、デザインがシンプルで目立ちすぎないし、どんなシーンや服装にも、すんなりと馴染んでくれます」
どんな時代やシーンにも馴染む、ニュートラルさがいい。
時計の好みに関しても、昔からまったく変わっていないそう。
「1969年に登場した世界初の自動巻きクロノグラフは、確かブライトリングが数社と合同で開発したものだと記憶しています。20代の頃はその時期のクロノグラフのデザインが大好きで、ヴィンテージのものをよく使っていましたね」
クロノグラフは「シンプルで目立ちすぎない」というよりも、むしろ複雑で大ぶりのデザインが多い印象です。そんなブライトリングのクロノグラフのどのような部分が、黒木さんの琴線に触れるのでしょうか。
「僕は基本的にミニマルなデザインが好きなのですが、それは必ずしも見た目だけの話ではありません。クロノグラフのなかには、途方もなく精密で、正確な機械が詰め込まれています。その複雑さを隠して、ここまでシンプルに見せられているのは、ある意味とてもミニマルだと思っています」
どんな時代やシーンにも馴染む、ニュートラルな存在。この価値基準があるからこそ、黒木さんのスタイルはブレないのかもしれません。
問い合わせ先/ブライトリング TEL:03-3436-0011
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