【第1回 軽井沢千住博美術館編】Honda NEW オデッセイ×Pen「本質を感じる、知への旅」へ。

  • 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)
  • 文:大隅祐輔

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ミニバンの領域を広げたHondaの真骨頂、オデッセイ。本来のキャラクターがさらに色濃くなった新しいオデッセイとともに、知的好奇心を刺激してくれる場所へと旅に出ましょう。

ミニバンの領域を広げたHondaの真骨頂、オデッセイには多くの知が詰まっています。ミニバンでありながら、ほかのミニバンとは一線を画するデザインやクオリティは、NEW オデッセイでより顕著になりました。その魅力の本質とはいったいなんなのでしょうか。今回、そんなオデッセイとともに、「本質を感じる、知への旅」をテーマに旅に出ることにしました。全4回にわたって訪れるのは、私たちの知的好奇心を刺激してくれる場所。そこで出合ったモノ、コトを通して、Honda NEW オデッセイのさまざまな魅力を探ります。

「本質を感じる知への旅」第1回は、「軽井沢千住博美術館」が舞台。現代美術作家の千住博さんが考える芸術の役割を紹介しながら、Honda NEW オデッセイのエクステリアデザインの魅力をひも解きます。

芸術とは、人がコミュニケーションをするために生まれた知恵。

国内外で非常に高い評価を受けている現代美術作家の千住博さんは、芸術を「人がコミュニケーションをするために生まれた知恵」だと言います。今回は、その考えが体現された美術館に新しいオデッセイで訪れました。辺りが木々に覆われ爽やかな空気が漂う、賑わいの中心から少し離れた中軽井沢。「軽井沢千住博美術館」はそんな場所と調和するように、ひっそりと佇んでいます。

軽井沢千住博美術館が建てられたのは2011年。「当初、コンセプトとして千住さんが掲げたのは“これまでになかった美術館”をつくることでした」と、館長の品川惠保さんは話します。設計を手がけたのは、建築界のノーベル賞と例えられているプリツカー賞を受賞した建築家ユニット、 SANAAのひとりである西沢立衛さん。以前より千住さんは西沢さんを日本一の建築家と称えており、このコラボレーションは千住さんからの直接のラブコールで実現したそうです。

美術館建築にはいくつかの”タブー”が存在するそうですが、千住さんの想いを実現するため、この美術館はそのタブーを堂々と破っています。自身の展示物をどのように観てほしいのか。またそのように観てもらう、楽しんでもらうにはどのような空間・構造をつくればいいのか。伝えたい思いを空間に込めるという点で、この千住博美術館とオデッセイは似通っていると言えるでしょう。

たとえば、一般的にミニバンは背を高くし、居住性を確保することがよいとされているのですが、オデッセイの背丈は他のミニバンに比べてずいぶん低く設計されています。そしてここには、HONDAのミニバンにかける思いが込められているのです。

作品が点在し、中庭からやわらかな日光がさし込む館内の一角。床は起伏があるもともとの地形に合わせてつくられているため、平らな部分や段差がほとんどなく、スロープ状になってつながっている点も特徴です。


 

千住さんは滝の一部分だけを描いた『ザ・フォール』で、1995年のヴェネツィア・ビエンナーレで絵画作品としては東洋人初となる名誉賞を受賞。以後、滝をモチーフとした作品はシリーズ化されており、こちらは2004年に描かれた『ウォーター・フォール』。
Honda NEW オデッセイ。一般的にミニバンは背を高くし、居住性を確保することがよいとされていますが、オデッセイは異なります。求めたのは居住性を犠牲にすることなくエレガントさやスポーティさを配合し、ミニバンという枠を越えること。故にオデッセイはほかのミニバンと比べ、背が低く設定されているのです。

先鋭的なのに親しみやすい、芸術とオデッセイの共通点とは? Honda NEW オデッセイの魅力とは? 詳しくはHonda NEW オデッセイスペシャルサイトにてご説明します。

www.honda.co.jp/ODYSSEY/pen/

軽井沢千住博美術館
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉815
開館時間:9時30分〜17時(入場は閉館の30分前まで)
休館日:毎週火曜(ただし、祝日の場合と、GW、7〜9月は開館)
冬期休館:12月26日より2月末日
入館料:1,200円(一般)、800円(学生)※中学生以下無料
www.senju-museum.jp