東京・原宿に期間限定でオープンした「ヒューガルデン花見カフェ」。Pen読者を招待して開催されたスペシャルイベントを通して、ベルギーを代表するホワイトビール「ヒューガルデン」の魅力に迫ります。
この春はちょっと趣向を変えて、特別なビールでお花見を――。そんな提案から誕生したのが「ヒューガルデン花見カフェ」です。
3月24日(木)から4月2日(土)までの期間、東京・原宿の人気カフェ「café STUDIO」が花見スポットに生まれ変わりました。オープン初日にはPen読者“40組80名”を招待したスペシャルイベントを開催。桜のモチーフがあしらわれた店内では、ベルギーを代表するホワイトビール「ヒューガルデンホワイト」に加えて、新商品の「ヒューガルデンロゼ」がいち早くお披露目。ビールに合う特別メニューをはじめ、注目のポップインストユニット「style-3!(スタイルスリー)」のライブ演奏やPen編集長を囲んだトークショーなど、スペシャルムービーとともに紹介します。
“春の宴”を盛り上げる、華やかなホワイトビール
「ヒューガルデン花見カフェ」のオープン初日、この日を心待ちにしたスペシャルイベント参加者が続々と集まり、会場は華やかな空気に包まれていきます。店内のいたるところに桜のモチーフがあしらわれ、そこから春の気配が漂ってくるかのよう。アペリティフ(食前酒)としても最適なのが、新商品の「ヒューガルデンロゼ」。フルーティで優しい甘さに、一日の疲れがほどけていきます。
桜のモチーフに彩られた店内は、まさしく“春爛漫”。当日は花冷えの一日でしたが、「ヒューガルデン花見カフェ」の店内には、しっかりと春が訪れていました。会場となった「café STUDIO」は普段はカジュアルテイストのカフェなのですが、この日はぐっと大人の雰囲気に。温かみのあるウッディな仕様とあいまって、心地よい空間を演出しています。
特に女性の参加者に人気が高かったのが「ヒューガルデンロゼ」。フランボワーズの風味と香りが豊かで、フルーティな味わいです。甘さも繊細で、すっきりとした余韻が魅力。飲みやすさも抜群で、トレイで運ばれてきた追加のボトルもあっという間になくなってしまうほど。
参加していたある女性は、「フランボワーズの香りがチャーミングで、お酒を飲んでいるという感じがあまりない(笑)。アルコール度数も高くないので、安心して友人にも薦められます」とにっこり。
会場内には、いま話題のグリーンギフトブランド「アーバングリーンメーカーズ」の特設スペースも登場。ヒューガルデンのオリジナルグラスにコーラルサンド、ドライオレンジや苔などをセットした「テラリウムキット」で、インドアガーデニングを体験することができます。同ブランドの創設者・新田拓真さんは宮城県石巻市の出身で、ワークショップを通じて自然と触れ合う機会を提案し、収益の一部を災害や開発で失われた環境の改善に役立てているそうです。
ご当地料理とともに楽しむ、ベルギービールの流儀。
新商品の「ヒューガルデンロゼ」はもちろん、お馴染みのホワイトビール「ヒューガルデンホワイト」も大人気です。小麦を使った淡いイエローのビールは、コリアンダーシードとオレンジピールが加えられ、フルーティ&スパイシーな味わい。醸造方法にも特徴があり、フィルターを通さず生きた酵母を封入する瓶内二次発酵によって、コクと旨味を実現しています。味わい深いテイストは、さまざまな料理に合うのが魅力です。
ちょうどディナータイムに供されたのが、ヒューガルデンに合う特別メニューの数々。トマトのファルシーや野菜スティック、エスニックグリルチキンのレモンハーブ炒め、ムール貝のヒューガルデン蒸しなどが用意されました。ムール貝にはフライドポテトが添えられた、ベルギー本国で親しまれているスタイルを再現。“ポテトにはマヨネーズ”というように、徹底してベルギー風にするのもこだわりです。
いつものビールをヒューガルデンに変えるだけで、スペシャルな春の宴になることを多くの参加者が実感。夫妻で参加していた男性は、「私はホワイトを、妻はロゼが気に入りました。料理に合わせやすいのもいい。特にカルパッチョには、ロゼの酸味がよくマッチしていました」と語ってくれました。
音楽とおしゃべり、ビールには欠かせない名脇役たち。
注目のポップインストユニット「style-3!(スタイルスリー)」のライブ演奏が始まると、会場はいっきに盛り上がります。バイオリンの高嶋英輔さん、コントラバスの長澤伴彦さんが奏でるクラシックをベースにしたポップスは、ヒューガルデンの飲み口のように心地よく、ストレートに心に響きます。ただ演奏するだけではなく、跳びはねたりブリッジしたりと、躍動感あふれるパフォーマンスで会場を大いに沸かせていました。
ライブ演奏に続いて、Pen編集長・安藤貴之を囲んだトークショーがスタート。Style-3!の高嶋さんと長澤さん、イベントMCを務めたスチュアート・オーさんとともに、「春とビールの楽しい関係」などが語られました。“ビール好き”を自任する編集長は、ヒューガルデンロゼを「ビールなのに、どこかワインのような印象。ちょっとイギリスのサイダー(リンゴ酒)にも近く、優しい飲み口が春のイメージ。桜を眺めながら、ゆっくり味わいたくなるビールですね」と表現。
イベント終盤はDJタイムに移り、参加者はリラックスしながらビールと会話を楽しんでいました。ここではスチュアートさんがDJを担当。“春の宴”にふさわしい音楽をセレクトし、大人のラウンジ空間を演出します。「キンキンに冷えた日本のビールは夏のイメージ。ベルギービールはいろいろあるけれど、ヒューガルデンは優しい飲み口で、まさに春を感じさせてくれます」と、スチュワートさんは解説してくれました。
「イベントは大盛況です。素晴らしい一夜になりました」と語るのは、アンハイザー・ブッシュ・インベブ・ジャパン社のマーケティングディレクターを務めるグラハム・ライアンさん。
誰よりもヒューガルデンの魅力を知る人物です。グラハムさんからの提案は、「4℃から6℃に冷やして飲むこと」。これでより味わいがシャープになるそうです。また「ヒューガルデンロゼ」は、ケーキなどにもよく合うそうなのでデジェスティフ(食後酒)としても楽しめそうです。いつものビールをヒューガルデンに変えるというこの提案、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?(安齋喜美子)
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