革を纏う時、スマホを持つ意味が変わる。

  • 写真:秦 淳司
  • スタイリング:小林伸崇
  • ヘア:GO UTSUGI (SIGNO)
  • 文:佐野慎悟
Share:

auのハイスペックなスマートフォン「isai vivid」に、上質な本革仕様が登場。近未来的な見た目のガジェットとは一線を画す、新しいスマホの価値基準とは?


上質なブラウンが醸す、やわらかかつ確かな存在感。

高級感漂うレザーの装いに、しっくりと馴染みながらも、強い存在感を示す「isai vivid」。上品なライトブラウンのレザーカバーは、カジュアル、スーツ、どちらにも合わせやすい汎用性の高さが魅力です。レザーブルゾン¥183,600、シャツ¥23,760/ともにトッド スナイダー(アングローバルTEL:03-5467-7874)


現代の最新テクノロジーの象徴であり、日常のあらゆるシーンを快適に演出してくれるスマートフォン。それはプライベートやビジネスの垣根を越えて、日々の生活に欠かせないアイテムとなっています。しかし、そのほとんどが画一的なデザインで展開されているスマホは、果たして我々のライフスタイルに本当にフィットしているでしょうか? ファッション、腕時計、クルマに家具、ライフスタイルを彩るあれこれに一家言をもつ読者であれば、そんなことを考えてみたことが、一度はあるはず。そこで注目したいのが、今回auから11月20日発売の本革仕様のLG製スマホ「isai vivid」です。


キメの細かいレザーが本体背面を優しく包み込むこのモデルは、上質な革小物や、高級車のレザーシートを彷彿させる佇まい。万年筆や手帳といったエグゼクティブの愛用品と並べてみても、悪目立ちすることはなさそうです。注意深くディテールを観察してみても、製品としての完成度の高さが窺えます。立体的な曲線を描くカバーのエッジ部分に、極薄のレザーをシワひとつなく貼り合わせる技術力は相当なもの。細かいステッチワークに関しても、左右均等に施された2つのラインには、寸分の乱れも見当たらないほどです。


もちろん外見だけでなく、スマホ本体のスペックも特筆に値します。一眼レフに迫る本格的なカメラ機能とレンズに加え、豊かなカラー再現能力を有する美しいディスプレイにも目を奪われます。美的感覚に妥協を許さない大人のための、とことん〝スマート”なスマホが誕生しました。

経年変化が楽しめる、新しいタイプのスマホ
シボ革のブラックと、スムースレザーのブラウンが揃う本革仕様の「isai vivid」。しっとりと手に吸い付くようなレザーの質感が心地よく、緩やかに丸みを帯びたフォルムと相まって抜群のグリップを生みます。レザーには撥水加工が施されており、水分や汚れにも強い。ロゴはエンボス加工で控えめに印字。時計のベルトやシューズとコーディネートすれば、スマートなビジネススタイルを楽しめます。使い込むごとに経年変化が楽しめるのも、レザーならではの魅力。

※画像はイメージです。

奥行きのある映像が楽しめる、高性能ディスプレイ

太陽光に負けない明るさの高輝度液晶ディスプレイ搭載で、日中の屋外でも映像や文字の高い視認性を確保。従来のブルーとイエローの蛍光体を基本とした液晶に、グリーンとレッドを加えたことで、より豊かなカラー再現能力を発揮。忠実で鮮やかな色彩を再現できる上に、高コントラストで奥行きのある映像が楽しめます。上質なブラウンが醸す、やわらかかつ確かな存在感。

ジャケット¥70,200、シャツ¥21,600、ハット¥19,980、ボウタイ¥10,800/すべてトッド スナイダー(アングローバルTEL:03-5467-7874)

クラシックにもモダンにも映える、シンプルなデザイン
ボウタイやハットを合わせたクラシックな装いにも、上質なレザー小物のようにしっかりとフィットする「isai vivid」。レンズ周りのメタルパーツが、モダンなエッジを加えています。

フォトグラファーの秦淳司が、 isai vividのカメラで撮り下ろし。

本企画のイメージビジュアル撮影を担当したのは、日本のファッションフォトを牽引する写真家の秦淳司さん。「isai vivid」の洗練されたイメージに合わせて、楽器を演奏するアーティスティックな男性像を撮影しました。実はこのページに掲載した2枚の写真は、どちらも秦さんがメインの撮影の合間に「isai vivid」を使って撮影したもの。その出来栄えは、ご覧の通り。ここまで大きく引き延ばしても、ディテールや色彩の再現力はさすが。「isai vivid」に搭載された高性能なカメラ機能により、一眼レフに迫る本格的なビジュアルメイキングが楽しめるのです。


レンズは開放F値1.8という明るさを誇り、より多くの光を取り込むことが可能になりました。ゆえに室内や夜景といった光量の乏しい状況においても、とても鮮やかな色彩で被写体を捉えることができるのです。さらに独自のアルゴリズムで仕上げる色補正機能も加わり、微妙な色調の起伏もしっかりと再現してくれます。


これらの機能によって、フルオート撮影でも十分にクオリティの高い写真が撮れるますが、ホワイトバランスや露出補正、ISO感度やシャッタースピードといったプロ顔負けのマニュアルモードも用意されており、こだわりの強い上級者にも納得の性能を発揮してくれます。しかも画面上の調節バーをドラッグするだけという直感的なインターフェイスによって、初心者にも扱いやすい仕様となっています。見た目も美しければ、生み出す写真も美しい。美意識の詰まったスマホを持って、さて、どこへ行きますか?

微妙な色調の起伏を、滑らかな色彩で再現。

秦さんが「isai vivid」を使って撮影した写真。暗い室内でもフラッシュなしで撮影できるので、被写体をより立体的に撮影することができます。しっかりとコントラストがありながら、暗部のディテールまで潰れずに捉えられている。ウッドベースのボディやモデルの肌に見られる微妙な色調の起伏も、非常に滑らかに再現。

秦さんの愛用機をisai vividで撮影。マニュアルフォーカスで背景をぼかして、ほかのスマホとは一線を画す写真に。

革を知り尽くした長谷川裕也も唸る、 経年変化を楽しめるスマホ

いつもの愛用品と並べた時に、ものの真価は問われる。

目の細かい上質なシボ革を使用した、ブラックレザー仕様の「isai vivid」。クラス感漂う知的な雰囲気にも、違和感なくしっかりと溶け込んでくれます。眼鏡¥32,400/ソルト(イー・ヴィ・アイ PR TEL:03-6434-5026) トランクケース¥129,600/トッド スナイダー×グローブ・トロッター(アングローバル TEL:03-5467-7874)


「これはまさに、僕みたいなレザー好きのための携帯ですよね」と語るのは、本誌でもおなじみの靴磨き職人、ブリフトアッシュ代表の長谷川裕也さん。

「このレザーはファッションブランドと同じようにしっかりと仕上げられているようなので、シミや汚れに強いはず。このレザー特有のしっとりとした質感がたまらないですよね」

本革仕様のスマホにすっかりと愛着が湧いた様子の長谷川さんは、数年後の経年変化を楽しげに想像します。

「レザーの目がつぶれていくにつれて、独特なツヤが出てくるはず。よく触る部分はより深い色合いになり、表情豊かな経年変化が楽しめると思います」

そもそも携帯電話は、使い古しては買い替えていくことが前提のアイテム。使い続けることで味わいが増す素材使いは、逆転の発想とも言えます。

「スチールやプラスチックに付いた傷は、ネガティブなものでしかありません。しかし反対に、レザーに付いた傷や汚れは、ものに対する愛着を深めてくれます。愛用の靴のメンテナンスをお手伝いする靴磨き職人としては、長年愛用できるスマホっていうアイデアには、深く共感できます」

長谷川裕也
1984年、千葉県生まれ。20歳の時に独学で靴磨きをはじめる。2008年、東京・青山に Brift H(ブリフトアッシュ)をオープン。靴磨きのみならず、染め直しや革割れの補修といった靴全般のケアを請け負い、一躍人気店に成長。現在ではセレクトショップ内にシューシャインバーを展開するなど、活動の幅を広げている。

au isai vivid LGV32 レザーブラウン/レザーブラック

本体背面に本革を施したスマホ。自然な色を追求し、鮮やかに映し出す約5.5インチの大型ディスプレイに加え、一眼レフに迫る本格スペックを備えた高性能カメラ機能も搭載。「4G LTE」と「WiMAX2+」の2つのネットワークに対応。 OS:Android™5.1※本製品は日本国内において3G通信はできません。

●問い合わせ先/LGエレクトロニクス ジャパン TEL:0570-200-980
KDDIお客様センター(年中無休) オペレータは9~20時 au携帯電話から:局番なし157(無料) au以外の携帯電話、一般電話から:TEL 0077-7-111(無料)