インスタレーションから生まれた、彫刻的な椅子。

文:竹内優介(Laboratoryy) 編集:山田泰巨

人目を惹く造形の「トム バック」は、もともとインスタレーション作品を構成する一要素としてデザインされた椅子でした。ロン・アラッドの作家性を象徴する独創的なフォルムと実用性が巧みに融合し、アートとデザインの境界を超えた存在となっています。

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