東京駅に出現した、“モノトーンなイデー”の新しさとは?

写真:鈴木奈保子

国内外の良質なライフスタイルアイテムをセレクトするイデーといえば、温かみのあるクラフトや色鮮やかなアイテムを思い浮かべる人も多いだろう。だがJR東京駅のエキナカ商業施設、グランスタ東京内にオープンした「イデー トウキョウ」はそのイメージを覆す。店舗デザインを手がけたのは深澤直人。什器や柱にはマットな黒を採用し、その配置やデザインは直線を強調するもので、従来の店舗とはまた別の洗練を感じさせる。 商品セレクトを深澤とともに行っていることも同店の特徴だ。アキッレ・カスティリオーニがデザインしたデンマークブランド「カラクター」のサイドテーブルや益子の陶器といった、世界の名品や民藝品が並ぶ。無...

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