まだまだ興奮冷めやらぬ三国志旋風、東京に次ぎ10月1日から九州で特別展が開幕します。

文:Pen編集部

三国志研究史上最大の成果で、海外初出品となる河南省の曹操高陵出土品や、呉の皇族クラスの墓と目される上坊一号墓(じょうぼういちごうぼ)の出土品など、最新の発掘成果から実現した日中文化交流協定締結40周年を記念した特別展『三国志』。7月9日から東京国立博物館で展覧が始まり、「リアル三国志」を合言葉に、多くの来場者を魅了しましたが、10月1日からはいよいよ九州国立博物館で三国志展が開幕します。今回の大展覧会は、"実在した三国志"をテーマにし、大きな話題を集めています。というのも、三国志の時代は乱世のため「語り多く、物少なし」と言われるように、考古学的な文物がきわめて少なく...

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