こんなセリフをいつまでもつぶやける未来の日本であってほしい。Pen 1/1・15号『やっぱり、魚かな。』は 12/16(月)発売。

文:Pen編集部

フグ刺しにマグロの握りに松葉ガニと、日本の冬は魚のご馳走が目白押しです。好漁場に囲まれた日本は、北海道から沖縄まで、さまざまな魚が食べられてきました。 北方では大型のタラやサケ、中部ではマアジやマサバなどお馴染みの魚が食卓を支えています。南方ではハマフエフキやグルクンなど美しい魚がメジャーな存在です。先人たちは、身近な海を泳ぐ魚によって命をつないできたのです。 静岡県や鹿児島県の沿岸では、季節になると回遊してくるカツオの大群を獲り、煮て干してカビを付け、カツオ節を生み出しました。カツオ節は北方の昆布と出合い、出汁が誕生。味噌汁、そば、うどん、卵焼き、そしてラーメンのベ...

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