いまは亡き、愛する“怪物たち”に捧げる……。島地勝彦『そして怪物たちは旅立った。』が発売されます!

文:Pen編集部

元『週刊プレイボーイ』編集長にして、現在はエッセイスト&バーマンとして健筆とシェイカーを振るう島地勝彦。彼が2014年9月1日号から4年にわたってPenに連載してきた『そして怪物たちは旅立った。』が1冊の本になりました。 「怪物は単なる悪党ではない」という大宅壮一の言葉を巻頭に始まる本書。ここに登場するのは、島地氏がその謦咳に接した開高健や檀一雄などの作家や、『プレイボーイ』編集時代にともに悪だくみをしてきた阿久悠、親炙していたサンモトヤマ会長・茂登山長市郎、はたまた洋の東西を問わず歴史の影に見え隠れする人物たち100人です。いまは亡き彼らに島地氏は「私の愛する”怪物”」と呼びかけ、...

続きを読む