2500円以下の個性派から熟成10年の本格派まで、“日本のスパークリングワイン”に注目せよ。

写真:青野 豊 文:鹿取みゆき

個性で勝負する銘柄から世界を舞台に戦えるクオリティまで。日本のスパークリングワインは、着々と実力をつけている。価格帯別に、注目の12本をピックアップした。 日本で造られるスパークリングワインには、大きく次のタイプがある。1.ワインにガスを注入して発泡性にする「ガス注入タイプ」、2.発酵途中の糖分が残った状態で瓶詰めして、引き続き瓶の中で発酵させて微発泡にする「瓶内一次発酵タイプ(メトード・アンセストラル)」、3.密閉タンクの中で発酵させることで発泡性にする「シャルマ方式」、4.一度発酵が終了したワインを瓶の中で再度発酵させる瓶内二次発酵タイプ(メトード・トラディショナル)。この手法は...

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