未知の品種にもチャレンジを! 冷涼な地域で育つ、果実味豊かな赤。

日本でワインづくりが始まって約140年間。いまのところ、栽培されているヨーロッパ系の品種は、シャルドネとメルローに集中しています。それは、栽培しやすい品種であると同時に、日本人の間で知名度の高い品種でつくらないと、売れないのではないかという心配によるところも大きいそうです。 ツヴァイゲルトレーベというオーストリアを原産とするこの品種は、赤ワインの原料として日本では9番目に多く使われているブドウ。決してメジャーではありませんが、岩手県や北海道のような涼しい気候の土地で、少しずつ増えている品種です。今回、お勧めしたいのが、この品種でつくられた岩手県大迫町にあるエーデルワインの「シルバー ...

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