空港内の自販機でも、こだわりのスナックを。

文:ユイ キヨミ

自動販売機といえばドリンクや菓子類が定番だが、ここオランダでは、名物のクロケット(コロッケ)など揚げ物を販売する小さなコインロッカー式の自販機が一般的。料金を入れ、ボックスのガラス扉を開けて取り出すシステムだ。先頃スキポール空港内に登場した「ヘルス・フード・ウォール」もそんなお馴染みの自販機だが、売っているのはヘルシー志向のファストフード。ベジタリアンやヴィーガン向けの軽食をはじめ、コールドプレスジュースとスイーツのセットも販売。自販機ながら有機野菜など食材にもこだわっていて、その味わいも魅力だ。機械のデザイン性も相まって、空港職員や空港の駅を利用する通勤客の他、旅行者にも人気を博して...

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