デイジーが頬ずりするほど美しい、ターンブル&アッサーのシャツ【華麗なるギャツビー編】

『華麗なるギャツビー』(74年)において、ニック(サム・ウォーターストン)が取り持ったギャツビー(ロバート・レッドフォード)とデイジー(ミア・フォロー)の再会で重要な小道具となるのが、ギャツビーが着ているシャツだ。 「衣類は全部ロンドン製だ。シーズンごとに送ってくる。春と秋にね」と鏡に囲まれたクロゼットに並んだシャツを説明すると、ギャツビーはたくさんのシャツを宙に舞うように投げ上げる。するとデイジーはシャツに頬ずりし、「こんな美しいシャツは初めてよ」と思わず泣く。そんな彼女の姿を見ていたギャツビーの後ろにあるクロゼットの棚にはロンドンの老舗、ターンブル&アッサーと書かれた空箱が積まれ...

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