悪ガキ4人組の名シーンを彷彿させる、武骨なミリタリーブーツ

映画『時計じかけのオレンジ』でギャング団「ドルーグ」たちが話すのは、「ナッドサット語」と名付けられた言葉。言語学者でもあった原作者のバージェスが創造した言語で、ロンドンの方言とロシア語とを組み合わせたものだが、映画の前半で、ナッドサット語で「アルトラ(超暴力)を放出する」と叫んだアレックスたちは郊外の邸宅に押し入り、暴力の限りを尽くす。 彼は名曲『雨に唄えば』を歌いながら、屋敷の主人を靴で蹴りつける。ドルーグたちが揃って履いているのは、黒のハイカットのブーツだ。この後、仲間同士で歩くシーンでも彼らのブーツが大写しになるが、英国出自の映画らしく、無骨でミリタリーテイストのモデルを履いて...

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