クルマのまま入店OK! ショッピングセンターが大胆にもドライブスルーを導入。【コロナと闘う世界の都市から】

文:仁尾帯刀

日本の本州よりも大きいブラジルのサンパウロ州。人口4463万人を要する同州では、新型コロナウイルスの内陸への感染拡大が進んでおり、いまだ多くの市では店舗内に客を入れないなど商業施設の営業を規制している。 州都サンパウロ市から西北西に約200kmに位置するボトゥカトゥ市では、大胆なコロナ対策をとったショッピングセンターが話題となった。市で初めてのショッピングセンターとして2014年に創業した「ショッピング・ボトゥカトゥ」は、なんと自動車に乗ったままの入店を許可して営業したのだ。 「この困難な時にも、店舗の営業を可能にしながら、お客様に安全にご利用いただくことを考えました」とは、ショッ...

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