ランドスケープデザイナー〈風景司〉団塚栄喜作品集『EARTHSCAPE』が、5月1日に発売。

文:Pen編集部

黒潮の海に浮かぶ大分県大入島に生まれ、自然に囲まれた幼少期の原風景が仕事のベースになっているという団塚栄喜。大分空港屋上送迎デッキやボートレースのPR拠点「SIX WAKE ROPPONGI」といった、時間、空間、人間の「間」を繋ぐ風景を生み出す商業施設や公共施設、公園をデザインしてきた日本を代表するランドスケープデザイナーだ。書名の「EARTHSCAPE(アースケイプ)」とは、宇宙から見た丸くて青い地球の姿。この言葉を自身の事務所名にしている団塚栄喜は、制作活動そのものが地球に還る持続可能なプロセスを重要視し、自らを〈風景司〉と名乗る。その〈風景司〉団塚栄喜の20年以上にわたる全仕事...

続きを読む