私も誰にも邪魔されずに、自分の弱さを叫びたい──人気女性シンガーソングライター家入レオが語る、人間・尾崎豊とは

写真:柏田テツヲ 文:澤田真幸

来年2022年は尾崎豊没後30周年の節目を迎える。混迷を極める時代の中で、いまも世代、性別、国境を超えて愛され、歌い継がれている尾崎の音楽。ここでは現在のJ-POPシーンを牽引する20代、30代、40代の実力派シンガーソングライターにスポットを当て、尾崎の魅力を掘り下げる。 最後に登場するのは、尾崎の「15の夜」が音楽の道を目指す扉を叩いたと証言する、女性シンガーソングライターの家入レオ。尾崎の音楽が思春期に与えたインパクトと、孤高のロックミュージシャンではなくひとり人間としての尾崎の魅力を家入が語る。 【関連記事】 愛や反抗を歌にしても、 どこか切ないんです──人気シン...

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