30日間の“デジタル片付け”に、成功した人が得たものは?

文:今泉愛子

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】 インターネットやスマートフォンは、私たちの人生の質を向上させるのか。SNSもアプリも開発する際に最優先するのは、いかに人の時間や関心を独占するかだ。著者は、30日間デジタル機器と距離を置く「デジタル片付け」を1600人に実施。成功した人は「物事に集中して取り組めるようになった」と述べる。脱落者の言い分も興味深い。アメリカでは、エリートビジネスマンの間でガラケーの利用者が増えているという事実にも注目だ。 顧客ファーストを貫く、IT企業の成功例を徹底分析。 村上春樹の訳文が伝える、ゲッツが生きた時代の息遣い。 仏ベストセラ...

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