多国籍タウンへと変貌した、 新大久保のリアルな実態に迫るルポルタージュ

文:今泉愛子

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】 コリアンタウンとして知られてきた東京・新大久保だが、近年はベトナム人やミャンマー人、ネパール人、イスラム系住民らも急増、多国籍タウンへと変貌を遂げた。人口の35%を外国人が占め、新宿区立大久保図書館では23カ国の言語の書籍を扱うという。アジアの文化に詳しい著者は、この街で暮らしながら探索を続け、国籍や年齢、居住年数の異なる膨大な人にインタビュー。彼らのリアルな声とともに生活やビジネスの実態に迫る。 おいしいレストランは、“究極のグルメ本”で探したい。 コーヒーとドーナツがつないだ、喫茶店と家族の70年の軌跡。 南...

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