ロック史に名を遺すレジェンド、ザ・バンドの光と影。

文:細谷美香

【Penが選んだ、今月の観るべき1本】 1960~70年代に活躍したザ・バンドの誕生から76年の活動停止までを追いかけたドキュメンタリー。解散コンサートの模様を収めた映画『ラスト・ワルツ』のマーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、メンバーのロビー・ロバートソンが自身の人生とザ・バンドの道のりを振り返る。スプリングスティーンやクラプトンが彼らの偉大さを語り、伝説的なグループの光と影がエモーショナルに浮かび上がる。 リヒターの半生をモデルに、芸術家の覚醒を描く『ある画家の数奇な運命』。 韓国発のベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』を映画化。 モータ...

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