音楽からアートや建築まで、アフリカ文化の最新動向を知る。

文:今泉愛子

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】 マリ共和国出身で京都精華大学学長のウスビ・サコをはじめ15人の研究者や評論家、キュレーターが、アフリカで暮らす人々にとって建築、音楽、アートなどの文化がいまどんな状況にあるかを解説する。美術界では、2010年代に南アフリカ共和国とモロッコで相次いで現代アート美術館が開館。作品発表の場が増えたことと連動するように、アーティストの躍進も目覚ましいという。大陸外で活躍するアフリカ出身者の動向にも注目だ。 たとえばホームの転落事故を減らしたり。人の行動を誘導する「ナッジ」とは? アフリカ・コンゴ盆地の狩猟採集民と農耕民、“本当...

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