スマホなしでは始まらない、ストックホルムの蚤の市事情。

文:机 宏典

夏のストックホルムでは、週末になると蚤の市やマーケットが盛んに開催されている。たとえば「ホーンスチュールス・マルクナド」は、運河沿いの通りを活用したマーケット。国際色豊かなフードトラックや個人が古着などを売る蚤の市など、感度の高い出店者が多いと評判のイベントだ。  こういった週末のイベントが盛況となった理由は、支払い方法のキャッシュレス化。以前は現金とデビットカードが主流だったが、携帯番号を入力するだけで決済できるスマホアプリが浸透。これにより、個人の出店が増えたという。一般店舗でも現金が使えなくなりつつある、キャッシュレス先進国ならではの蚤の市事情だ。

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