ネバヤンの4作目は、はっぴいえんどの系譜を継ぐ温かな日本語ポップス

文:山澤健治

今年5月に初のホールツアーを敢行したネバヤンの4作目は、昨年アナログ盤で発表した「うつらない」「歩いてみたら」を含む全10曲を収録。はっぴいえんどの系譜を継ぐ温かみのある日本語ポップスを中心に、軽快なギターのカッティングがジャクソン5を思わせる表題曲ほか、伸びやかな作品に仕上がった。リバーブを排し、音数を徹底的に絞るなど、新たな音づくりにも挑んだ軽やかな意欲作。 エリカ・バドゥの継承者現る⁉ 魅惑のネオ・ソウル歌手 J・ラモッタ・すずめ。 マイク・ミルズの同名映画とリンク! ずっと聴いていたいザ・ナショナル最新作。 こんな時代、正気でいられるか――“かつての英国”...

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